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世界遺産の宮島で夜の紅葉を楽しむライトアップがはじまりました。

廿日市市宮島町では、3年前から秋の紅葉が最も美しく映えるこの時期に、大本山大聖院を中心に夜のライトアップを行っています。
今年はスモークを使った霧の演出が行われ、辺りは、幻想的な雰囲気に包まれています。

このイベントは夜の宮島の魅力を発信して宿泊を伴う観光客の増加につなげようとJR西日本と大聖院などが企画しました。
ライトアップ、は写真投稿サイトを運営する東京の会社が撮影がしやすいよう明るさやライトの位置などを調整しスマホなどでも簡単に美しい紅葉が撮影できるという事です。

大聖院のライトアップは、拝観料など有料で今月27日まで行われています。
秋が深まる中、県北の中国山地では紅葉が見ごろとなり1年を通じて最も美しい季節を迎えています。

庄原市西城町。標高800メートルにある県民の森では朝の最低気温が5度を下回る冷え込みとなり木々の葉の色づきが一気に進んでいます。

牛曳山へ向かう登山道沿いに立ち並ぶ白樺の林は白、赤、黄色、それに、常緑樹の緑が重なってまるで絵画のような風景を見せてくれています。

県内で、これだけの白樺林は珍しいとあって、訪れたハイカーたちは鮮やかな色に染まった木立の中をゆっくりと散策し深まりゆく秋の風情を楽しんでいました。

県民の森の紅葉は11月中旬まで楽しめるということです。
朝晩と秋の気配を感じるようにもなってきました。実りの季節を迎え世羅町の田んぼでは稲刈りが始まっています。

世羅町の『農事組合法人ほりこし』の田んぼでは今月3日から稲刈りが始まりました。
取材をした8日の世羅町は最高気温28.1度と例年並みで時折、吹き抜ける風はひんやりとしていて秋を思わせます。

代表の上羽場さんによりますと今年は梅雨の時期、雨が少なく気温が高い日が続きましたが、米の品質に影響はないということです。

こちらの組合では今月中旬まで稲刈りが続きおよそ100トンを収穫するということです。
ねっとりした舌触りと素朴な甘さが魅力です。江田島市特産のイチジクの出荷がピークを迎えています。

この時期に旬を迎えるイチジク。江田島市切串地区の奥本さんの畑では、赤紫色になったイチジクがたわわに実っています。

収穫作業は熟れ具合を確かめて一つ一つ丁寧に切り取ります。江田島市で栽培されているのは主に蓬莱柿という品種で先の部分が裂け始めるころが食べごろです。

収穫したイチジクは、品質や大きさ別に選別しパックに詰めて出荷されます。

出荷は10月末まで続き、江田島市全体で20トンの出荷を見込んでいます。
世羅町の観光農園ではヒマワリが咲き始め、訪れる人を楽しませています。

世羅町別迫にある世羅高原農場。まるで黄色いじゅうたんのような光景が広がっています。
およそ6・5ヘクタールの畑には50品種110万本のヒマワリが植えられていて、その一部が今、見ごろを迎えています。

園内では白や赤の珍しい色のヒマワリも植えられていて、訪れた人たちは思い思いの写真を撮影するなど楽しんでいました。

世羅高原農場によりますとヒマワリは8月中旬まで見ごろが続くということです。
広島の三大祭りの一つとして親しまれる『すみよしさん』が12日夜行われ、3年ぶりに漕伝馬船が出航しました。

午後6時過ぎ、広島市中区の住吉神社では、3年ぶりに漕伝馬船が出航し、あたりには威勢のいい声が響き渡りました。

『すみよしさん』は、およそ300年前から行われていますが、ここ2年はコロナ禍で規模を縮小して継続していました。今年は3年ぶりに神社の周辺に露店も出店し、溢れるほどの人出でにぎわいました。

日が落ちた後は花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩りました。祭りは14日も午後6時から行われます。
アジサイ寺として知られる尾道市のお寺で梅雨入りを前にアジサイが見ごろを迎えています。

アジサイ寺として知られる尾道市の持光寺ではおよそ150株のアジサイが見ごろを迎えています。

こちらでは先月下旬から咲き始め8日時点でおよそ7分咲きとなっていて観光客は歩きながら花を眺めたり、写真を撮ったりしていました。

持光寺によりますとアジサイの花は今週末にもほぼ満開になるということです。
広島県内の梅雨入りも間近に迫るなか、広島市の寺ではアジサイの花が見ごろを迎えようとしています。

広島市佐伯区の観音寺ではおよそ400種類5000株のアジサイが植えられ、毎年この季節に合わせて「あじさい祭り」を開催しています。

県内では「梅雨入り」がまだ発表されていませんが、5日から6日朝まで降り続いた雨つゆを受け、白や青、ピンクといったさまざまな色や形をした花が訪れた人を楽しませています。

観音寺のあじさいは今月下旬まで楽しめるということです。
梅雨の時期を前に、広島市の植物公園ではアジサイとハナショウブの花が咲きそろい、見ごろを迎えています。

紫や水色など、色鮮やかに咲き誇る…アジサイの花。
広島市佐伯区にある植物公園では、咲き進むにつれ花の色が濃くなる「ヒメアジサイ」や、花びらが額縁のように外側に咲く「ガクアジサイ」など約140品種、3600株のアジサイが、まるで梅雨入りを待ちわびているかのように花を咲かせています。

また園内では「ハナショウブ」も見ごろを迎えていて、
花びらに筋の模様が入った品種や、垂れ下がった大きな花びらが特徴のものなど、約120品種、1000株の「ハナショウブ」も美しさを競っています。

植物公園によりますと、ハナショウブとアジサイは6月下旬までが見ごろだということです。
安芸高田市ではハウスで栽培したサクランボの収穫が始まっています。

広島県内でも珍しいサクランボの加温栽培をしているのは安芸高田市高宮町で農園を営む加藤収さんです。

加藤さんは、定番の「佐藤錦」や「ナポレオン」、アメリカ生まれの「高砂」など4品種37本のサクランボを栽培しています。
今年は、天候に恵まれて生育は順調で、糖度も20度近くと上々の出来となりました。

加藤さんたちは玉の熟れ具合を見ながらひと粒ひと粒、丁寧に摘み取っていました。

小売価格はひと粒、およそ80円で、加藤さんの農園では6月中旬までにおよそ200キロの収穫を予定しています。